小は大を兼ねる生き方(ミニマリズム探求録)

今の世の中、情報と物とサービスがあふれかえっている。それは1TVのSSDに、950GBものデータが詰め込まれて空き容量がほぼほぼないような状態。だからそぎ落とそう。身軽になろう。このブログは、あるミニマリストのミニマリズム探求録。その過程を紹介するブログ。

プチ断食2回目:食べることの喜び

先週から試しにやり始めたプチ断食。

現代の食事には、農薬や化学添加物・遺伝子組み換えなど不自然なものがたくさん使われている。化学添加物については安全性をメーカーが検証しているなんていうけれど、自然界にはないものには変わりない。それを毎日摂取していたら、無害ってことはないはず。チリツモで蓄積していく不自然な物は、じわじわと体を蝕んでいくと思ってる。

それに、自分はワインにはまっているのでお酒も飲む。最大週に3本までと決めているけど、2.25Lは結構な量だ。

そこで、毎週月曜日は丸1日食事を抜くことにする。食べ物の消化とアルコールの分解にはかなりのエネルギーを使う。断食中は消化と分解にエネルギーを使わないので、その分を体の免疫システムに回せる。有害な物質の排出や、機能改善などに。

食べなきゃ体に悪い?食べないと栄養不足になる?いやいや現代人は食べすぎなんです。ちょっとやそっと食べなくても問題ない。むしろ食べる量を控えたほうが良いと思うのである。

  • 期間:48時間断食
  • 日程:2024/1/14(夜) ~ 2024/1/16(夕方)
  • 経過観察:
    • 15日朝:週末実家に帰っていたこともあり、1日2食生活で(いつもは1日1食)。そのため、起床後はお腹がはっている感覚。まだ食べ物を消化しきれていない、残っているなという感覚。
    • 15日午後:空腹感。今回の断食で一番つらい時間だった。仕事しながら、頻繁に空腹感を思い出す。なにか食べたいけど我慢という思考を何回も繰り返した。
    • 15日夜:この時間になると空腹感が心地よく感じる。お腹が空っぽになって、引っ込んでいる感覚。若干空腹感を感じるものの、それが心地よいと思える。
    • 16日朝:空腹感はあまり感じず。お腹がぺちゃんこになっている感覚が心地よい。
    • 16日昼:やはり空腹感を感じない。というより感じているけど慣れたのだろう。心地よい気分。集中力も高い。時々夕食が食べられることに楽しみを感じる。
  • 断食後の食事:チャーハンとサバの味噌煮(真空パック)
    とてつもなくおいしく感じる。特にサバの味噌煮。こんなにおいしかったっけ?噛めば噛むほどに味わい深い。チャーハンも噛むほどに米の甘味とベーコンの甘味、野菜の甘味が口中にあふれ出す。かきこみたくなるけど、そうするとすぐ食べ終わってしまうのでもったいない。一口50回くらいしっかり噛んで40分かけてじっくり味わった。おかげで満腹間。
  • 所感:流れを買えるってなにごとにおいても苦労を伴う。毎日食事をとるという流れを乱すとき、空腹感が最初はきつい。ただ空腹感としばらく付き合っていると、その状態が心地よく感じるタイミングが訪れる。癖になりそう。あと、その後の食事が本当においしい!最高のごちそうに感じる。食事のありがたみが身に染みる。

3食食べると、それだけで消化にフルマラソンなみのエネルギーを消費するらしい。それって本末転倒だよね。エネルギーを摂取するために食べるのに、その多くを消化のために使うって。だらだら食べればずっと消化しているわけで、体に相当負担。おやつとかティータイムとか糖分補給とか。現代人はひっきりなしに食べるようになったけど、それって体を馬車馬のように働かせているってこと。

体のことを考えるなら食事回数を少なくしたほうが良いんだって最近思う。