SNSの目的は人それぞれ。情報収集、情報発信、押しの追いかけ、友達付き合い、商人欲求を満たす…。
いろいろあれど、自分でなにかしら発信しているかぎり、いいねなどのリアクションによって大なり小なり商人欲求が満たされるもの。だがしかし、このリアクション機能、ストレスになりがち。目的が商人欲求に傾いてしまうと、リアクションがこないことがストレスになってしまう。
電話の連絡先、LINEの連絡先、メルマガなど、無造作に通知を送ってくるものは可能な限り少なくしてきた。当然、SNSも通知を送ってくるものなので、ストレスフリーな生活をするために断捨離した。
- 整理した日:2023/1くらい
- 整理したもの:SNS
- やったこと:
- スマホからLINE以外のSNSアプリを削除
- SNSのメール通知をすべてオフ
- しばらくLINE以外のSNSを開かない生活をする(3か月続いた)
- SNSを整理した効果:
- 時間が生まれる。暇つぶしでなんとなくSNSを見るという、不毛な時間が無くなった。
- 生産性が上がる。SNSの通知で思考・作業を中断されることがなくなった。
- 気疲れしない。SNSをやっていると、通知がこないか気になってしまう。いいねなどのリアクションは、その瞬間は気持ちが良いけれど、その心地よさに依存しがち。依存してしまうと疲弊して疲れるもの。
- 自分のSNSの目的を見直せる。まったくSNSに触れない期間を設けることで、SNSのメリットとデメリットをフラットな気持ちで再認識できる。そのうえで、自分にとってSNSを何のために使いたいのか目的を考えるきっかけになる。
- 現在のSNSとの向き合い方:
- 通知はすべてオフ。通知から受動的にSNSを開くのではなく、見たいときに能動的に開くように。
- SNSアプリは削除。SNSを見るときは、PCでSNSのWebを開く。
- SNSの目的は、情報収集と備忘録の2つ。SNSの利用目的を見直した結果、この2つのためにSNSが必要だと思ったため。
- 情報収集:ワインとミニマリズムは人生のパートナー。だからこそお気に入りのワインショップ店長、ワイン有識者、ミニマリストの方々はリストにしている。彼ら彼女らの発信は自分にとって本当に有意義。逆に言うと、ワインとミニマリズム以外の情報は見に行かない。
- 備忘録:気になったワイン、いいなと思ったミニマリズムアイデアなどの記録用。自分のためのメモ。あくまでも自分のためのメモであって、誰かにむけた発信ではない(誰かにとってクリティカルに役立つこともあるだろうけれど)。だから、このメモにリアクションは求めていない。商人欲求を満たすことは目的ではない。通知には頓着しない。
- 所感:情報があふれかえり、たいして重要じゃない通知で埋め尽くされがちな現代。情報も通知も大幅にフィルタリングしないと生きづらい。SNSの通知すべてオフにするのはとても効果的だった。受動的ではなく、能動的に必要な情報のみとりにいく。それくらいがちょうどよい。SNSで時間も思考も奪われなくない。